ホットクックとヘルシオでつくるごはん日記

調理家電だけで作る我が家の食卓記録。

自動メニューで失敗なし、濃旨チャーシュー「ホットクックで作る鶏モモ肉のぐるぐるチャーシュー」で冷やし中華

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鶏モモ肉をぐるぐる巻くことでかたまり肉のような厚みを表現
1枚の鶏肉でどんぶり茶わんが埋め尽くされるほどのボリューム感
鶏肉の肉質はしっとりした仕上がり

チャーシューはかたまり肉、そう思っていた。

かたまり肉を煮汁でじっくり煮込むのがチャーシューレシピの王道だからだ。

我が家はネットスーパーを常習的に利用しているのだが、かたまり肉の入荷がない時が少なくない。

そこで手に入りやすい鶏モモ肉を使って、かたまり肉のようなチャーシューができないかどうか挑戦してみた。

「ホットクックで作る鶏モモ肉のぐるぐるチャーシュー」

材料

◯鶏モモ肉 300g

◯タコ糸(肉を巻く用) 150cmくらい

◯しょうゆ 大さじ2

◯みりん 大さじ1

◯デーツシロップ 大さじ1と1/2

◯おろしニンニク 小さじ1

◯フリー ザーバック 1枚(密封ジッパー付きの液漏れの心配がないタイプ)

  1)ホットクックの内鍋に材料を入れる

鶏肉はペーパータオルで水気を拭き取って、半分に切って2枚にする。

タコ糸、2枚の肉を順に重ねて置き、糸の端を少し残して、肉に糸を1周巻いてかた結びにする。

結び目から縦に糸を引き、指で抑えながら糸を2周巻いて、指で押さえた糸に長い糸を通す。これを数回繰り返す。糸は引っ張って整えるときれいに巻ける。端まで巻いたら、横糸にくぐらせながら縦に糸を通していき、最初に残しておいた短い糸とかた結びして完成。

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鶏肉は半分に切って、2枚重ねて厚みを出す

ホットクックの内鍋に※クッキングシートを敷いて、鶏肉を入れ、調味料を加える。調味料は鍋をゆすって混ぜておく。

クッキングシートを敷いて 

フッ素コーティングされた内鍋をお使いの方は、クッキングシートを敷かなくとも、こびりつくことがないため、この工程は必要なし。我が家は旧式ステンレス鍋のため、クッキングシートを敷いている。

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タコ糸巻き終わりの様子(左)
ホットクックの内鍋にクッキングシートを敷いて調味料を加える(右)

2)ホットクックで加熱する

ホットクックの内鍋を本体にセットする。

ホットクック設定

自動メニュー ⇒ さばのみそ煮(25分) ⇒ スタート

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加熱前(左)と加熱後(右)の様子

3)加熱後、しっかりと冷やして完成

加熱終了後、クッキングシートごと鶏肉を取り出す。密封ジッパー付きのフリー ザーバックにタレごと鶏肉を入れる。

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ジッパー付きのフリー ザーバッグに汁ごと入れて、冷ます

少し冷ましてから冷蔵庫に入れ冷やす。

食べる直前にタレから出し、食べやすい大きさに切り分けて完成。

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タコ糸を切って、チャーシューを薄く切り分ける
しっかりと身がしまって、くっついているので、巻いた肉はほどけにくい状態
薄い鶏肉でも、分厚さが表現できていた

冷やし 中華に仕立てる

材料

◯市販の冷やし 中華麺とスープ 

◯もやし 100g 

◯万能ねぎ 20g (小口切りする)

◯紅ショウガ お好みで

①もやしをヘルシ オで蒸す

洗ったもやしを金属製のザルに入れ、ヘルシ オの上段に入れる。

ヘルシ オ設定

手動調理 ⇒ ソフト蒸し90℃・6分 ⇒ スタート

蒸し上がり後、もやしはそのまま冷やす(陸揚げする)。

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加熱前(左)と加熱後(右)の様子

②中華麺をホットクックでゆでる

中華麺はホットクックでパッケージの表示にしたがってゆでる。 

ホットクック設定

手動メニュー ⇒ めんをゆでる・標準ゆで時間を指定 ⇒ スタート

ゆであがったら、氷水に入れしっかり中華麺を冷やす。

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使用した中華麺(左)、加熱前(中央)、加熱後(右)の様子

③器に盛って完成

冷やした麺ともやし、チャーシュー、万能ねぎ、好みで紅ショウガをのせ、中華麺の付属のスープをかけて完成。 

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ネギを上からたっぷりかけて、チャーシューで埋め尽くされた冷やし 中華完成

鶏モモ肉をおいしく仕上げるコツは、あるレシピでうまくいったら、いつもそれと同じやり方をするのがいい。

料理がおいしく決まるのは、素材の性質、調味料の配合、加熱具合、水分量など、様々な要因で決まる。

自分がおいしいと思う味に仕上がったとき、そのレシピを保存しておき、また同じことを繰り返すのがいい方法だ。

鶏肉をおいしくしてくれるレシピ(加熱方法)の3つの共通点

   ~ホットクックで加熱する場合~

  1. 鶏肉(と一緒に入れた他の食材)から出る水分を使っておだやかな蒸気で蒸しあげる加熱をしている 
  2. 短時間で必要以上の加熱がないホットクックの自動メニューを使っている
  3. 煮込む系の料理はスープの表面に油が浮くまで煮込む長時間の加熱する
1の補足

これは無水調理である、ということ。無水調理は一種の蒸し料理、何しろ温度が絶対に100℃を越さないので焦げる心配がない。また、食材から水分が出た分、味が濃縮する。

2の補足

鶏肉は加熱しすぎると肉汁を失いやすい。肉料理のおいしさには、この肉汁が残されているかどうかが大きく関わっている。その時の素材の具合に合わせて自動に火加減をしてくれるメニューなら安心だ。間違いなく加熱のし過ぎを防ぎ、鶏肉をやわらかく仕上げてくれる。

3の補足

今回のレシピには関係ないが、肉をホロホロとさせておいしさを味わう料理はこの加熱が適用される。

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じっくり煮込む系、黄色い油が浮くのがおししいしるし

手早く失敗せずにおいしいものが作れるのは、「加熱」という重責をホットクックがになってくれているおかげだろう。

料理の幅も広がる。

これである意味「料理上手」になれたのだろうか。

ただ、悲しいかな、自力で上手に仕上げることはできない。

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