ワンポットパスタは調理が面倒な日の救世主になれるのか?「ホットクックで作るナスとトマトのスパイスカレースパゲッティ」
ホットクックで作るワンポットパスタ。
朝から暑くて「調理が限界」と心折れる日は、パスタ率が高くなる。
パスタの良いところは、なんといってもご飯を炊く必要がない、そしてほぼ合わない具材がないところだ。
冷蔵庫から適当に具材を選んで持ってきて、適当に刻んで、適量のスパゲッティと水を加えて、ホットクックのボタン一つで出来上がり。
味付けは塩かしょうゆか、ソースはホワイトソースかケチャップか。
具材が変われば、真新しくなる。
「ホットクックで作るナスとトマトのスパイスカレースパゲッティ」
材料
◯クミン 小さじ1/2
◯オリーブオイル 大さじ1
◯なす 100g(1個)輪切りにする
◯トマト 150g(1個)冷凍トマトの皮を水むきして、大き目にざく切りする
◯玉ねぎ 100g(1/2個)粗いみじん切り
◯あめ色玉ねぎ 20g(大さじ1)あれば入れる
◯おろしニンニク 小さじ1
◯水 440ml
◯たまりしょうゆ 大さじ1(味は薄め、塩分濃度0.2~0.3%)
◯デーツシロップ 小さじ1
◯コリアンダ ー 大さじ1
◯タ ーメリック 小さじ1
◯レッドチリパウダー 小さじ1/4
◯スパゲッティ(標準ゆで時間7分)200g(100g×2人分)
1)ホットクックの内鍋に材料を入れる
ホットクックの内鍋に材料を入れ、スパゲッティを半分に折って、上からパッと放して入れる。
2)ホットクックで加熱する
まぜ技ユニットと内鍋を本体にセットする。
ホットクック設定
手動メニュー ⇒ スープ・まぜる(7分) ⇒ スタート
※ワンポットパスタの加熱時間の設定
時間の設定 ⇒ スパゲッティ表示のゆで時間を設定するとよいと思う。
3)完成
加熱が完了したら、器に盛り付けて完成。
とある「ボイスメディア」で「本当に疲れている日はホットクックすら使えない」という放送を聞いたのだが、疲れている日の夕方の意識 低い 系の夕飯メニューとして「回転寿司」の持ち帰り、冷凍うどん、コンビニ系、休みの日は公園で食べられるもの、パンとかおにぎりとかを買い込んで公園で食すなど、子どもが逆に喜びそうな手抜きメニューが満載で、コメント欄も盛り上がっていた。
何でもかんでもおいしく調理できてしまいがちなホットクックだが、食材集めや準備、まぜ技ユニットや内鍋、フタの後片づけを考えると、「本当に疲れている日」はワンポットパスタでも面倒だ、スイッチを押したくないという衝動に駆られることも少なくない。
本当に余裕がない日(時間がない、病気等も含み)、調理が面倒な日は、ワンポットパスタであっても、救世主にはなれないと思う。
ホットクックは「家事」カテゴリーにおいては救世主的存在だが、加熱時間もしっかりかかるので、「そのメニューに必要な加熱時間」が長すぎると、その分食材カットなどの準備をする時間を早めなくてはならないのも難だろう。
加熱時間の設定(自動メニュー)は、数多くあれば良いというものでもない。
本当によく使うコースはたかが知れている。
「短い加熱時間でおいしく仕上がる」メニューこそが本当に求められる「自動メニュー」なのではないだろうか。
おうちごはんはもっと気軽でないといけない。
結局はものの15分もすれば、ぺろりと平らげられているのだから。