ヘルシオで作る焼きそばの問題点を克服!焦げる、パサつくを見事解決「ヘルシオで作る野菜焼きそば」
先日参加した「ヘルシ オ教室」で学んだ「まかせて炒める」の代表的な料理である「焼きそば」。
素材によって火の通りやすさや含まれている水分量が違うため、複数の具材をちょうどよい具合に加熱、焦がさずパサつかせないためにどのようにヘルシ オへのまかせたらよいのか、そのコツを教授いただいた。
学習結果により、見事、後日、レッスンで仕上げた焼きそばと同様の「思い通りの仕上がり」な焼きそばを再現することができた。
では、「まかせて炒める」の焼きそば作りで自己流適当なやり方とは異なる点をお伝えする。
「パサつく、乾燥しすぎる、焦げる」を防ぐためのポイント
- 積層構造の順番(焦げにくい野菜や肉で、下層部をガードする)
- とにかく蒸し麺をガードする
- なるべく平らにならべる
1の補足
「まかせて炒める」を使う「焼きそば」の最重要ポイントが積み重ねる順番。
とにかく焼きそばをつくる際に重要なのは積層構造の順番。
順番を間違えると思い通りの仕上がりにならない。
本を上に積み重ねるように、上に積んでいくだけなので、順番さえ覚えれば間違いない。
麺 ⇒ 野菜 ⇒ 肉
まず一番下に土台となる焼きそば用蒸し麺を敷き、その上に水分が出やすい野菜(焦げやすい野菜)を下層部におく。
焦げにくい野菜は上層部に置き、その上にソースをふりかける(肉を使用する場合はソースの上、一番上に肉を広げる)。
ヘルシ オの熱源が上にあり、上からの過 熱 水蒸気が包み込むように食材を温めてくれる。
そのため、キャベツなどの焦げやすい野菜の上に、焦げにくい野菜(ニンジンなど)を広げると、キャベツが上からくる過 熱 水蒸気の熱から守られて焦げない。
ソースをふりかけ、一番上に肉を広げると、肉が覆いの役割をして焦げにくい野菜も熱から守られる。また肉には焼き色がついて程よい香ばしさが出る。
(肉の上にソースをふりかけた場合、肉に焼き色がつきすぎる場合もあるので、野菜にソースをふりかけた方が無難。)
2の補足
焼きそば用蒸し麺が表に露出しないように、蒸し麺の上に野菜を広げて、野菜で覆い、包み込むような感じにならべること。
麺はほぐす必要はなく、そのままドンと置いてよいが、上から見た時に、野菜の間から、蒸し麺がのぞいていないように、一部分でも見えないように、麺を野菜でかくす。キャベツは表面積が大きく、麺をかくしやすい。
よって、キャベツを使って麺を包み込むように麺をかくすように、のせていくこと。
こうすることで、麺がパサつくことはない。
麺が野菜に蒸されて、もっちりつややかな仕上がりになる。
3の補足
平らになるように広げるということは、上に積みあげて高さを出さないようにする(厚みを出さないようにする)ことを意味する。
高くなればなるほど、ヘルシ オの熱源が上にあるため、上からの過 熱 水蒸気を受けやすくなる。
食材の厚さによって、より過 熱 水蒸気にあたりやすくなると、乾燥して焦げやすくなるため、なるべく低く平らに薄く広げるようにならべると焦げにくい。
以上の3点に忠実に焼きそばを作ってみた。
「ヘルシ オで作る野菜焼きそば」
材料(2人分)
※公式レシピの材料を少し変えてプラントベース(植物性食品)で用意
◆焼きそば用蒸し麺 2玉
◆野菜 240g
今回使用した野菜
もやし 50g(1/2袋)
キャベツ 100g(1枚)角切りにする
ピーマン 40g(2個)細切りにする
にんじん 50g(1/2本)短冊切りにする
◆粉末ソース 2個(焼きそばの麺に付属のもの使用)
1)ヘルシ オの角皿に材料をならべる
ヘルシ オの角皿にクッキングシートを敷いて、材料◆の順においていく。
2)ヘルシ オで加熱する
角皿をヘルシ オの上段に設置する。
ヘルシ オ設定
まかせて調理 ⇒ 炒める・標準 ⇒ スタート
3)完成
加熱が完了したら、よく混ぜ合わせ、皿に盛り付けて完成。
焦げるのが自分のお悩みであったが、反対に水っぽくなるのがお悩みの方もいらっしゃると思う。
水っぽさを回避するためには下記3点に注意するといいらしい。
- 下に敷くのはアルミホイルではなくクッキングシートがおススメらしい
- もやし(水分が出やすい食材)を少なく盛る
- 加熱後、延長加熱で様子を見ながら加熱して水をとばす(手動グリルで加熱しても…)
普段やっちゃっている、「些細な間違い」が「大きな仕上がりミス」につながっていることを再確認できるヘルシ オ教室。
確実にスキル アップ、バージョンアップできるので、レッスンを楽しみにしている。