ホットクックとヘルシオでつくるごはん日記

調理家電だけで作る我が家の食卓記録。

市販の炊き込みごはんの素に頼らない!ホットクックで作る炊き込みごはんの基本設定!「ホットクックで作るキノコごはん」

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フタを開ける瞬間の
あのワクワクした感じはホットクックの醍醐味。
炊き込みごはんなら、ワクワクもことさらに!
炊き込みごはんは、やはり最初から具を一緒に炊いた方がおいしい。
タケノコご飯だけは、生ではなく下ゆでしたタケノコが必要だと思うが、
豆類やキノコ類、イモ類など、生の素材を最初から入れて炊くと、
うま味がごはんにしみ込んで、だしいらず。
これぞ、美味しい炊き込みごはん!という仕上がりになる。

炊き込みごはんといえば、具材を何種類かそろえて細かく刻んで、という工程を思いえがくが、今回の具は「ぶなしめ じ、1種類だけ」。

具材の準備の手間を省くが、米と水の計量はしっかり厳密に…!

「ホットクックで作るキノコごはん」

材料(茶碗に3~4杯分)

玄米の場合

◎玄米 200g 1日ほど浸水させておく

◆水 340ml(やわらかめ。300~350mlで調節。最適な水加減(水分量)は米の品種や好みにより異なるため、この限りではない。)

◆酒 大さじ1(15ml)

◆みりん 大さじ1(15ml)

◆しょうゆ 小さじ2(10ml)

☆ぶなしめ じ 130g(1パック)石づきを取りのぞき、手で分けておく

☆ショウガ 適量 千切りにする

(仕上げ用)三つ 葉 2~3本 刻む

(参考)白米の場合

◎米 200g 米は洗った後、10~30分ほど浸水させておく

◆水 240ml(やわらかめ。200~250mlで調節。こちらの水分量も目安量、この限りではない。)

◆酒 大さじ1(15ml)

◆みりん 大さじ1(15ml)

◆しょうゆ 小さじ2(10ml)

☆ぶなしめ じ 130g(1パック)石づきを取りのぞき、手で分けておく

☆ショウガ 適量 千切りにする

(仕上げ用)三つ 葉 2~3本 刻む

1)材料をホットクックの内鍋に入れる

材料◎を内鍋に入れ、材料◆を内鍋に加える。

材料☆を加えて平らにする。

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浸水させた玄米を内鍋に入れ(左)、
水と調味料を加え(中央)、
具を加えて平らにする(右)
市販の「炊き込みごはんの素」に頼らないための「米の水加減(水分量)とタレ(調味料)の量」の決め方(我が家の場合)
  1. 普通に炊飯したときの最適な水加減(水分量)を見つける
  2. 炊き込みご飯の水分量とタレ(調味料)を計算する
  3. 実際に炊いてみて好みのやわらかさ(かたさ)かどうかを確認する

1の補足

ホットクックで普通に炊飯した場合の最適な水分の量を見つけることが、まずは大切。

好みのやわらかさというものは家庭によっても違う。

また、季節(夏はアッサリとかためが好みなど)やコメの種類・品種・新しいか古いかなどによっても若干異なってくると思う。

目安とするのは、シャープさんの公式レシピ。

シャープ公式レシピ COCORO KITCHEN(ココロキッチン)によると、機種により「ごはん」の水分量の決定の仕方は異なる。

例 白米1合(150g)の場合

  • (内鍋に水位線がついているタイプ)米の量に合わせて水位線まで水を加える 
  • (内鍋に水位線がついていないタイプ)1合(150g) に対して水220mlを加える

※公式レシピを参考に家庭でごく普通に炊く量をまずは検討するとよいと思う。

こちらを参考に、通常我が家では100~200g前後の米を炊くため、好みのやわらかさになるように何度か炊き比べた。

参考例:我が家の場合の水加減(やわらかめが好み)

  • 白米1カッ プ200ml(170g)に水1.2カッ プ(240ml)を加える
  • 白米 100gに対して水140mlを加える
  • 玄米 1カッ プ200ml(170g)に水1.6カッ プ(320ml)を加える
  • 玄米 100gに対して水190mlを加える

※内鍋に水位線がついていないタイプを使用しているため、水位線に対しての分量は不明。

2の補足

「炊き込みご飯」としたときの水分量とタレ(調味料)の量を計算する

1で最適な水分量が「炊き込みご飯」の米に対して加える液体の総量となる。

(最適な水分量)=(炊き込みご飯に加える水の量)+(タレの量)

例:白米100gを炊き込む場合

(最適な水分量)=(炊き込みご飯に加える水の量)+(タレの量

 140ml =(水120ml)+(しょうゆ 5ml+酒 7.5ml+みりん 7.5ml=計20ml)

例:白米200gを炊き込む場合…米が2倍なので、すべて2倍加える

(最適な水分量)=(炊き込みご飯に加える水の量)+(タレの量

 280ml =(水240ml)+(しょうゆ 10ml+酒 15ml+みりん 15ml=計40ml)

※簡単に言うと、「普通にごはんを炊く分量の水」から液体調味料の分の水を捨て代わりに「液体調味料を入れる」、というイメージ。

3の補足

一緒に炊き込む具材によっては、水分が出やすく、ごはんがベタつきやすくなる場合もあるが、2で計算した量を基本として実際に炊いてみて、米のやわらかさが好みかどうか確認して今後に生かす。

※具材を大量に入れ込む場合は、若干水の量を減らし気味した方がベタつきが少ない。

キノコ類(や鶏肉、魚介など)を大量に入れた場合水分が出やすくベタつきやすい。

事前に水分を減らす(例:キノコ(や鶏肉、魚介など)300g入れるならば水25~30ml減らすなど)措置を取ればベタつきを回避できるが、炊いた後ベタつきが気になったら、加熱時間を延長したり、蒸らし時間を多めにとったりして調整する。

2)ホットクックで加熱する

本体に内鍋をセットし、加熱する。

ホットクック設定

手動メニュー ⇒  煮物・まぜない(30分) ⇒ スタート 

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加熱前(左)と加熱後に蒸らした後(右)の様子

3)完成

加熱後、10分ほどそのままフタをして、炊いたごはんを蒸らしておく。

蒸らした後、天地返しをして、ほぐしながら、さっくりと混ぜ、余分な水分を飛ばす。

器に盛り付け、三つ 葉を散らして完成。

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炊き込みごはんは、一度成功したら、
その水加減を覚えておくと失敗しにくい。
また、水加減によるベタ付きだけでなく、味ムラや色ムラができてしまうことも多い。
難易度高めなので「炊き込みごはんの素」にどうしても頼ってしまいがちである。
「炊き込みごはんの素」のパッケージ裏の原材料名などの表示を見ると、
気になる添加物の名前があったり、動物性食品が使用してあったり、
なるべくなら、頼りたくないと思うである。
「炊き込みごはん」をベタつかせず上手に炊くコツ
  1. 必ず浸水させておく
  2. 調味料は直前に入れる
  3. 具材は平らにならす

1の補足

塩やしょうゆ、酒などの調味料は、米の吸水を妨げる。

調味料が先に入ると浸水しにくくなり、芯が残った仕上がりとなってしまう。

米が浸水した後に調味料を加えるという順番を守ること。

また調味料に「酒」を加えるとご飯をかたくするため、ベタつきを防ぐ。風味も増すという効果もある。

2の補足

米と調味料を一緒に浸水させると、芯が残る原因となり、食材の味がぼやけ、味が薄くなる。

調味料は炊く直前に加えたほうがよいと思う。

3の補足

具材を米と混ぜ合わせないようにする。

米の上に具材をおいて平らにならすと、味や色にムラができず、均一に炊き上がる。

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「キノコごはん」をヘルシ オの蒸し物10分で温めて、おにぎりにしてみた
ヘルシ オの蒸し物を使ってご飯をあたためると、
セイロで蒸したようにふっくらとする。
時間はかかるが、レンチンよりおすすめしたい。

ごはんを炊いた後に、おいしく調理済みの具材を混ぜ込む「まぜごはん」は手軽に作れる。

さらにその「まぜごはん」に手間をかけて、ヘルシ オのウォーターオーブンで少々加熱して少し焼いた感じにしてもおいしい。

ごはんは、アツアツを食べるのが最高だ。

家で作るごはんは「炊き込みごはん」であっても「まぜごはん」であっても、アツアツというのが特権だろう。

ほっかほかはおいしい、幸せの瞬間である。

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