乳製品なし!簡単!夏野菜ポタージュ「ホットクックで作るカプチーノ仕立てのなすのポタージュ」
生なすは渋い。
なすのおいしさは、加熱したときに生まれる。
甘みが強くなり、トロトロとした食感になる。
なすをポタージュスープにしてみたらどうだろうか、と、ふと思った。
じゃがいもやとうもろこしやカボチャといった「でんぷん質の多い野菜」をポタージュにすると、デンプンが「片栗粉でつくるあんかけ」のようにとろみをつけてくれるので、スープが濃くなる。
しかし、なすは、そこまでデンプンが多くないので、とろみはつかないだろう。
どちらかと言えば薄く軽い仕上がりになるはずである。
濃度の薄いなすのポタージュに、ボリュームを持たせるために泡を加えてみる。
口当たりが良く、軽い、泡沫(うたかた)ポタージュに仕上げる。
「ホットクックで作るカプチー ノ仕立てのなすのポタージュ」
材料
なす 150g(1本) ピーラーで皮をむいて、2~3cmの角切りにする
玉ねぎ 150g (1/2個)粗いみじん切りにする
おろしニンニク 大さじ1
水 200ml
豆乳 200ml(成分無調整豆乳使用)
ゆで枝豆 50g(お好みで)冷凍のゆで枝豆を使用
1)ホットクックの内鍋に材料を入れる
なす、玉ねぎ、おろしニンニクを準備し、ホットクックの内鍋に入れ、水を加える。
2)ホットクックで加熱する
まぜ技ユニットと内鍋を本体にセットして、ホットクックで加熱する。
ホットクック設定
自動メニュー ⇒ じゃがいものポタージュ(40分) ⇒ スタート
途中、残り時間6分で、報知音が鳴る。
フタを開けて、内鍋に豆乳を加え、フタを閉めてスタートする。
ホットクック設定
(フタを閉めて) ⇒ スタート
3)完成
加熱後、器に盛り付け、ゆで枝豆をのせて完成。
豆乳のポタージュが、なぜカプチー ノ風に泡立つのか。
その理由は2つ、
- 豆乳(大豆)に含まれているサポ ニンという成分のせいである
- ホットクックのまぜ技ユニットの撹拌機能のせいである
1の補足
サポ ニンは、ラ テン語「sapo」石鹸が語源で、その名の通り、水に入れて振れると泡立つ。泡は持続性があって消えない。
2の補足
ホットクックの自動メニュー「じゃがいものポタージュ」は、かき混ぜる調理を行う。
まぜ技ユニットが、何度も何度も繰り返し混ぜ合わせてくれるので、サポ ニンが泡立つのもやむを得ないだろう。
ホットクックよ、良きにはからえ。
まかせたおかげで、ふんわりカプチー ノの完成となったわけだ。