ホットクックとヘルシオでつくるごはん日記

調理家電だけで作る我が家の食卓記録。

我が家の定番「ヘルシオとホットクックで作る豚のしょうが焼き」

豚のしょうが焼き、ホットクックで作るか?ヘルシオで作るか?

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肉の香りは高温で調理した時しか生まれない。

 

しょうが焼きにかかわらず、肉はカリっとほんの少し焦がしたような感じが好きである。肉の風味を感じる瞬間が好きなのだ。

その感覚を味わうためには、肉を糖類と一緒に140度以上まで熱して、メイラード反応(褐変反応)を進め、大きなタンパク質分子を小さな分子に分解させることが必要である。揮発性の小さな分子が空間を漂ったとき、あの肉独特の風味と香りを出すからだ。肉を高温で熱しなければメイラード反応は起きず、できた料理もあまり肉の味がしない。風味を引き出すには肉にしっかりした焼き色がつくまで肉を高温に保つことが重要なのだ。

 

肉を焼くことに関してはやはりヘルシオに軍配があがる。

 

だが、野菜炒めはホットクックが勝ると思う。

ホットクックは温度センサーと水蒸気センサーの絶妙な火加減により、食品の内部にある水を活かした調理に向いているからだ。

野菜は加熱して80℃を越すと植物の細胞壁に含まれる食物繊維のペクチンが溶け始め、水分が出はじめる。適度な火加減ならペクチンが溶け出る温度になるまでに野菜に火が通り、ペクチンが溶けた後、表面に出てきたわずかな水分が蒸発して野菜を蒸して柔らかくしてくれる。

 

最良の策として、肉はヘルシオ、野菜はホットクックにおまかせする。

 

 

が家の定番「ヘルシオとホットクックで作る豚のしょうが焼き」

①豚肉200グラム、野菜を200グラムを準備する

豚肉は豚肩ロースしょうが焼き用200g用意、冷凍肉であれば冷蔵庫で解凍しておく。

下味をつける。

以下の調味料をいれた食品用ポリ袋に、豚肉を入れ、もみこんだ後、冷蔵庫へ。

豚肉200gの場合

しょうが小さじ3:しょうゆ小さじ2:デーツシロップ(りんごジャム⇒砂糖でも可能)小さじ1(しょうが:しょうゆ:甘味=3:2:1の比率)

 

 デーツシロップ入り⇒深いコクうま、しっとり仕上がりになります

 りんごジャム入り⇒コクうま、しっとり仕上がりになります

 

野菜はキャベツ・もやし・ピーマン・玉ねぎなどお好みのものを準備。キャベツ、玉ねぎ、ピーマンは食べやすい大きさにカットする。もやしはヒゲ根を取る。(今回は玉ねぎ在庫なしのため玉ねぎ断念。)

ヘルシオで豚肉炒めを作る(加熱時間約20分)

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①の下味をつけた豚肉を耐熱容器に入れ(または角皿にクッキングシートを敷いてその上に肉を広げて)、ヘルシオに入れる。

まかせて調理⇒炒める⇒スタート

 

③ホットクックで野菜炒めを作る(加熱時間約20分)

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まぜ技ユニットを本体にセットし、①の野菜をホットクック内鍋に入れる。

塩1.2グラム(小さじ1/6くらい)をふりかける。

自動メニュー⇒回鍋肉 を選択してスタート 

④完成

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②と③を同時にスタートさせると、ほぼ同時に終了もしくは先にホットクックが終了する。ホットクックはそのままほっとく。

 

完成後、皿に盛り合わせる。野菜炒めに少し豚肉のタレをからめてもおいしい。

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本日の主人用お昼ご飯。生姜焼きが濃いめ味付け、しっとり柔らか。