ホットクックとヘルシオでつくるごはん日記

調理家電だけで作る我が家の食卓記録。

全粒粉パスタで手間いらずワンポットパスタ!「ホットクックで作るひらたけのストロガノフ風パスタ」

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ストロガノフとは肉と野菜を炒め、
サワー クリ ームを仕上げに使って酸味をきかせ
肉をサッパリ味わう特徴のロシアの煮込み料理であるが、
肉は使わずプラントベース(植物性食品)な食材でストロガノフ風に。
たっぷりのひらたけを濃厚なコクある豆乳ヨ ーグルトでクリ ー ミ ーに仕上げた。
まろやかな酸味で味わうパスタは、
トマトソースの酸味をきかせたパスタとは、また一線を画す。

ホットクックで作るワンポットは、手間いらずで出番の多いメニューである。

しかし、ここ最近ワンポットパスタで「全粒粉パスタ」を食材に使うと失敗が続いたので、パスタの入れ方を工夫してみた。

「ホットクックで作るひらたけのストロガノフ風パスタ」

材料

◆玉ねぎ 80g(1/2個)みじん切りにする

◆ひらたけ 240g(120g×2パック)手で分けておく。傘の大きいものは2等分する。

◆全粒粉スパゲッティ(乾麺・標準ゆで時間11分) 130g(1人分65g×2)

■水 280ml 

■おろしニンニク 小さじ1

■しょうゆ 小さじ1

☆豆乳ヨ ーグルト 120ml

☆レモン汁 大さじ1(レモン1/2個を絞る)

(仕上げ用)乾燥パセリ 適量

1)ホットクックの内鍋に材料を入れる

材料◆の材料を内鍋に入れる。

ひらたけの半量を入れ、パスタを平らにならべて、 残りのパスタをクロスして入れる。さらに、その上に残りのひらたけをならべ、材料■を加える。

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玉ねぎとひらたけ半分を入れて(左)
パスタの半量を平らに並べ(中央左)パスタをクロスしておく(中央右)
その上にひらたけの残りをおく(右)

2)ホットクックを加熱する

ホットクックの本体にまぜ技ユニットと内鍋をセットする。

ホットクックで加熱する。

ホットクック設定

自動メニュー(めん類5-2) ⇒ ナポ リタン風パスタ(25分) ⇒ スタート

(加熱終了後、すぐに) ⇒ 加熱を延長・4分 ⇒ スタート 

※加熱を延長する理由

自動メニュー「ナポ リタン風パスタ」は公式レシピによると「標準ゆで時間7分タイプ」の麺を用いている。

今回「標準ゆで時間11分タイプ」の麺を使用したため、4分延長した。

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加熱前(左)と加熱後(右)の様子

3)完成

加熱が完了したら、材料☆を加えて、全体をよく混ぜ合わせる。器に盛り付けて、仕上げ用の乾燥パセリを散らし完成。

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絞りたてのレモン汁と豆乳ヨ ーグルトを用意する(左)
加熱が完了したらレモンとヨーグルトを入れ(中央左)
全体をムラなく混ぜ合わせる(中央右) 仕上げにパセリを散らす(右)
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濃厚でクリ ー ミ ーな仕上がりのパスタ料理
豆乳ヨー グルトとレモンで作るサワ ークリ ーム風は絶品!
プラントベース(植物性食品)で常備したい便利な食材である
ワンポットパスタを成功させたい!~全粒粉パスタの配置の仕方について~

ワンポットで仕上げる場合、以前はホットクックの内鍋に上からパスタをパッと放ってソースの具材にさし込むように入れていた。

全粒粉入りのパスタを使用した場合も、同様にパスタを入れたところ、うまく仕上がらないことがあった。

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以前のパスタの入れ方
パスタ同士がくっつかないようにパスタの間隔をあけて入れている
精白小麦粉の普通のパスタ(左)
全粒粉入りのパスタ(右)

仕上がりがうまくいかなかった場合、できるかぎりの修復を試みたとしても、味がイマイチなのは否めない。

やはり、失敗しないということに越したことはない。

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精白小麦粉パスタを使った場合、ワンポットパスタは成功率が高かった
それぞれの加熱前と加熱後の様子
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問題の全粒粉入りのパスタを使った場合のワンポットパスタ
加熱前の様子(左)加熱後の様子(中央)
通常通り加熱後にフタを開けた際、
パスタがソースに浸かった状態になっておらず、
パスタはまだかたかった!
内鍋のソースを見てみると、水気がまだ残っている(右)
本来ならば、この水分はパスタに吸収され、
パスタがやわらかくなっている予定であった。

全粒粉入りのパスタをワンポットでうまく仕上げるために、どのようにパスタを配置すべきか、失敗する確率が低くなる方法はないか探し、下記の情報にたどり着いた。

  • シャープ公式レシピ COCORO KITCHEN(ココロキッチン)掲載の「さば缶のカレークリームパスタ」

https://cocoroplus.jp.sharp/kitchen/recipe/hotcook/KN-HW24G/R4349

結果、見事、全粒粉入りパスタであってもワンポットパスタが成功したのである。

(クロスして入れる方法はレンジでゆでるパスタの入れ方にも多く採用されている)

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同様なパスタの入れ方をした例「さつまいものパスタ」
水分が出やすい野菜(玉ねぎやキノコ類など)を内鍋の底に入れ、
その上にクロスしてパスタを入れる。
残りの具材をパスタの上に重ねるという入れ方をしている

全粒粉入りのパスタは、精白小麦粉のパスタと比べ、水分を吸収しにくい一面もあるが、米でいうところの玄米と精白米の比較(玄米は精白米より吸水しにくい)からもわかるように、致し方ないだろう。

※参考:全粒粉パスタと精白小麦粉パスタ(普通のパスタ)の原料、玄米と白米の構造

  • 全粒粉パスタ ⇒ 胚芽や表皮、胚乳を丸ごと製粉した全粒粉の小麦粉を原料に使用して作られたパスタ
  • 精白小麦粉パスタ(普通のパスタ)⇒精白された胚乳だけの小麦粉を原料に使用して作られたパスタ
  • 玄米 ⇒ 糠(ぬか)、果皮、種皮、でんぷ ん層、胚乳、胚芽
  • 白米 ⇒ 胚乳だけ

独特な芳香と香ばしさを持つ全粒粉パスタを味わうために、調理法は一つに決めずに、難ありの全粒粉ではあるが屈せずワンポットに挑戦するか、ソースとパスタを別々に用意するか、その時々に合った調理法を試すのもよいだろうと思う。

パスタの置き方、具材の置き方、水分の調整、この3点を慎重に整え、ぜひともワンポットパスタの成功率を高めたいものである。

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