ホットクックとヘルシオでつくるごはん日記

調理家電だけで作る我が家の食卓記録。

自動メニューで汁ビーフンを作る!「ホットクックで作るアーモンドグリーンカレー風アジアンヌードル」

f:id:MegNakaaa:20210913232933j:plain
f:id:MegNakaaa:20210913232924j:plain
スパイスの香りの良いグリ ー ンカレーソースの汁ビ ーフン。
グリ ー ンカレーといえば、
甘いコクのある濃厚なココナッツミルクをたっぷり使いたいところだが、
脂肪分ひかえめにするため、アーモンドミルクを使う。
辛さが苦手なので青唐辛子は入れずに、
辛さひかえめに仕上げた。
乾燥ビ ーフンはもどさず、そのまま使うので手軽に作れる!

ホットクックの「自動メニュー」を自分流に使うのは難しい。

メニュー集や公式レシピCOCORO KITCHEN(ココロキッチン)のページに載っていない料理を作る際、どの「自動メニュー」を選べば最も適した仕上がりに近くなるのか、コツがわかれば、もっと簡単に料理のレパートリーが広がるのになぁ、といつも思うのである。 

「ホットクックで作るアーモンドグリ ー ンカレー・アジアンヌ ードル」

材料(2人分)

◆玉ねぎ 80g(1/2個)薄切りする

◆白菜 100g(1枚) 千切りする

◆おろしショウガ 小さじ1

◆おろしニンニク 小さじ1

◆クミン 小さじ1

◆レモ ングラスパウダー 小さじ1/2

◆コショウ 2~3ふり

◆コリアンダ ー 大さじ1

◆こぶみかんの葉(バイマックルー)1枚 ←入手できなかったので入れていない!

◆塩 小さじ1/2

◆しょうゆ 大さじ1

◆ア ガ ベ シロップ 小さじ1/2

◆アーモンドミルク 200ml

◆水 400ml

☆ビ ーフン 100g(50g×2人分)

(仕上げ用)長ネギ 50g(1/2本) 青色と白色を両方の部分をみじん切りする

1)材料をホットクックの内鍋に入れ、加熱する

ホットクックの内鍋に材料◆を入れる。

f:id:MegNakaaa:20210913233040j:plain
f:id:MegNakaaa:20210913233030j:plain
f:id:MegNakaaa:20210913233022j:plain
内鍋に材料をどんどん入れていく

2)ホットクックで加熱する

ホットクック本体にまぜ技ユニットと内鍋をセットする。

ホットクック設定

自動メニュー ⇒ ちゃんぽん(25分) ⇒ スタート

残り時間が3分の時、報知音が鳴る。

報知音が鳴れば、フタを開け、材料☆をホットクックの内鍋に入れ、フタを閉めて、再度スタートボタンを押す。

ホットクック設定

(フタを閉めて) ⇒ スタート

f:id:MegNakaaa:20210913233022j:plain
f:id:MegNakaaa:20210913233003j:plain
f:id:MegNakaaa:20210913232954j:plain
加熱前(左)の様子
報知音が鳴り、ビ ーフンを入れる(中央)
加熱後(右)の様子

3)完成

加熱が終わったら、器に盛り付け、仕上げ用のネギを散らして完成。

f:id:MegNakaaa:20210913232945j:plain
f:id:MegNakaaa:20210913233048j:plain
スパイスを使って簡単に作れるオリエンタルな味
ペースト状のグリ ー ンカレーは辛味が強いものもあるが、
自分で作れば辛味が調節できる!

ホットクックの自動メニューは実に巧妙にできている~汁ビ ーフンのつくり方から学んだこと~

1. 作りたいメニューが公式レシピにない!~汁ビ ーフンを作るために試した2種類の加熱方法~

シャープ公式レシピサイト COCORO KITCHEN(ココロキッチン)で「ビ ーフン」という料理を検索しても、レシピは見つからない。(2021年9月現在)

ホットクックの公式レシピにない、メニュー集にない料理を作るとき、加熱方法を選択する最初の手掛かりとなるのは、まずは「作りたい料理と似ている料理の公式レシピを探す」ことである。

そこでまず、通常「ビ ーフン」を作るとき、どのように調理しているかということを考えた。

「汁ビ ーフン」のおいしさは、汁の中の麺が、パラッとしたべた付かない仕上がりでないといけない。

普通の鍋とコンロで調理する際、「ビ ーフン」は煮すぎると 、だんご状に固まってくっついたり、 麺がくったりし過ぎると短くプチプチと切れてしまったりする。

「乾燥ビ ーフン」を煮すぎてはいけない。

加熱しすぎを防ぐため、「ビ ーフンを入れてから、3分ほど加熱」という調理法を行うことができるメニューを選択。

そこで、(今回の)自動メニューの「ちゃんぽん」(麺を入れてから3分加熱)と手動メニューの「めんをゆでる・3分」を使って加熱することに至った。

f:id:MegNakaaa:20210913233116j:plain
f:id:MegNakaaa:20210913233106j:plain
f:id:MegNakaaa:20210913233054j:plain
「めんをゆでる・3分」で設定しスタートした「汁ビ ーフン」
スタート前、加熱前(左)の様子
報知音が鳴り、ビ ーフンを入れる(中央)
加熱後(右)の様子
2. 自動メニュー「ちゃんぽん」と手動メニュー「めんをゆでる・3分」の違いは?

自動メニュー「ちゃんぽん」は、まず具材を加熱し ⇒ 具材がほどよく煮えたところで報知音が鳴る ⇒ 麵を入れて3分加熱して(温度がほどよく上がってから、残り3分のカウントダウンが始まる) ⇒ 終了というイメージである。

手動メニュー「めんをゆでる・3分」はまず内鍋の水を加熱し温度を上げていき ⇒ 沸とうしたところで報知音が鳴る ⇒ 麺を入れて3分加熱して(温度がほどよく上がってから、残り3分のカウントダウンが始まる) ⇒ 終了というイメージである。

※手動メニューの「設定時間」は沸とう後の加熱時間のことで、沸とうまでの時間は含まない。

どちらも、ほぼ同じように「ビ ーフン」を煮ることができると思われる。(実際の仕上がり・味もほどんど変わらない。)

前回時間をはかったところ、加熱時間は、自動メニュー「ちゃんぽん」は25分、手動メニュー「めんをゆでる・3分」は24分、ほぼ同じであった。

違いは何か?というと、「ちゃんぽん」では温度が上がっていない状態から(沸とう前から、まぜ技ユニットが稼働し)混ぜ合わせるが、「めんをゆでる」では(まぜ技ユニットが沸とうするまで稼働しないらしく)「めんを投入後」から、(おそらく)まぜ技ユニットが稼働し混ぜ合わせる、という点ではないかと思う。

よって、くずれやすい食材があった場合、「ちゃんぽん」で仕上げると混ぜすぎで食材がくずれる(粉砕される)が、「めんをゆでる」で仕上げると食材はくずれない。

※公式レシピ「ちゃんぽん」↓↓↓ には、くずれやすい食材は入っていない。

https://cocoroplus.jp.sharp/kitchen/recipe/hotcook/KN-HW24G/R4097

f:id:MegNakaaa:20210622200046j:plain
f:id:MegNakaaa:20210622200029j:plain
f:id:MegNakaaa:20210622200011j:plain
くずれやすい食材(ブロッコリ ー)を入れ「ちゃんぽん」で加熱した汁ビ ーフンの例
報知音が鳴り、ビ ーフンを入れた様子(左)
加熱終了後、仕上げにカレー粉を入れた(中央)
出来上がり~!(右)
ロッコリ ーが細かくなりすぎているのがわかる。
3. 自動メニュー「ちゃんぽん」を使えば良いのではないか?

1と2より、ビ ーフンの仕上がりもほぼ同じ、加熱時間がほぼ同じ、ということであれば、食材がくずれるか、くずれないかで「ちゃんぽん」か「めんをゆでる」を使い分ければよいという結論に至った。

今回はくずれやすい食材がなかったので、「ちゃんぽん」で加熱した。

自動メニューは終了までの時間が表示され、調理にかかる時間が分かりやすく見通しが立つ、という利点もある。(「めんをゆでる」は沸とう後にめんを入れてから「あと何分」で加熱終了かという時間表示しかされない)

「ちゃんぽん」では「麺を3分加熱する」という設定だが、万が一「5分ゆでる」という設定に変えたいならば、加熱終了後にフタをあけずにそのまま即「加熱を2分延長」したら、5分ゆでることと同等になるのではないか、と考えられる。

「自動メニュー」はナゾも多いのだが、他の「自動麺メニュー」(「ナ ポ リタン風パスタ」によるワンポットパスタ)の仕上がりも良いことから、頼れるキーであることは確かである。

「自動メニュー」の「まぜ技ユニット」が稼働する「ちゃんぽん」は、くずれやすい食材を入れないようにすれば、実に使いやすいのでは!と思うのである。

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村