ホットクックとヘルシオでつくるごはん日記

調理家電だけで作る我が家の食卓記録。

もうパン羽根で穴は空けない!パン型は1斤・フタつきスルトン使用「ヘルシオで作るミニ角型食パン」

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パン羽根で大きな穴が空くこともなくなると思うと感無量(左)
在りし日の愛しき穴あきたち(中央・右)

パン羽根問題。

ホームベーカリーでパンを焼きあげたときに発生する問題。

  • パンがパンケースの羽根にからまって取り出せない(特にフランスパン)
  • パン羽根がパンからはずれない
  • パン羽根が取れても、できたパンに大きな穴が空いて残念な気持ちになる

せっかくホームベーカリーでパンを作るのであれば、パンをできる限り美しく焼きあげたい、穴を空けたくないというのが人情である。

以前から「ホームベーカリー、パン、羽根、穴が空く」でネット検索していたが、なかなか良い方法がなかった。

そこで、ホームベーカリーの機能とヘルシ オの機能を合わせて上手にパンを作っていらっしゃる勝間 和代さんが紹介されていた方法を知って、早速試してみた。

勝間先生は注目度の高さから常にネットで話題となっており、勉強になることばかりである。今回、自分なりに全力投球で取り組んでみた。

パン羽根の穴を空けないための秘策

  1. ホームベーカリーでパン生地を作る(1次発酵、ガス抜きまでやってもらう)
  2. ヘルシ オでパン生地を発酵させる
  3. ヘルシ オでパンを焼きあげる

我が家のホームベーカリは「発酵までで終了するコース」(焼きをしないコース)がメニューにある機種。「パン生地をつくる」で一旦終了させ、パン生地をパン型に移してオーブンで焼き上げることも可能。

パンの羽根を取り出すタイミングは、このパン生地を完成させた時。

焼き上がるパンに羽根が残ることも、穴が空くこともない。

今回使用した「パン型」も先生が紹介されていた「スル トン」(1斤・フタつき)を使って、焼いたパンの取り出しもスムーズに。不器用な自分でもすんなりとできた。

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食パン用角型ケース、スル トン
ド素人の自分でも難なくミニサイズの角型食パンが焼ける

「ヘルシ オで作るミニ角型食パン」

材料

小麦粉(強力粉) 200g  国産小麦粉使用

全粒粉小麦粉 80g  国産 有 機 全粒粉使用

デーツシロップ 30g (メープル シロップやアガ ベシロップでも可)

塩 小さじ1

冷蔵庫で冷やした冷水 170ml

ドライイー スト 小さじ1

1)パン生地を作る

パンケースにパン羽根をセットする。

パンケースにすべての材料を投入する。(塩、水がイー ストに触れないように入れる)

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材料を入れて、ホームベーカリーにセットする

ホームベーカリー選択

パン生地をつくる(60分) ⇒ スタート

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スタート時のこね始め(左)、とパン生地コース終了直後(右)の様子

2)ヘルシ オで発酵する

食パン用角型ケースに1の生地を入れる。(この時、フタはしない。)

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ホームベーカリーで作った生地を入れる 
もちろんフタはしない

ヘルシ オの角皿にのせ、ヘルシ オの下段に設置する。

ヘルシ オ設定

手動加熱 ⇒ 発酵・40℃・40分 ⇒ スタート

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下段に入れてスタート、発酵前(左)と発酵完了後(右)の様子

3)ヘルシ オでパンを焼く

発酵完了後、食パン用角型ケースを庫外へ出す。

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発酵後の様子、いい感じにふくらんでいる

ヘルシ オを予熱する

自動メニュー ⇒ 食パン(メニューNo.158)⇒ 予熱 スタート

予熱完了後、食パン用角型ケースにフタをして角皿において、ヘルシ オの下段に設置する。

食パン(メニューNo.158)(35分)⇒ スタート

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加熱前、フタを閉める(左)、加熱後にフタを開けた(右)時の様子

4)完成

加熱後、食パン用角型ケースから食パンを取り出す。このとき、ひっくり返して裏をトントンとたたいてから、フタを開けるとするりと簡単に取り出せる。

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きれいに焼けて感動(左)、
裏をたたいてポンと取り出す(中央)、
パンを網の上で冷ます(右)

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 市販では砂糖不使用、油不使用のパンがなかなか手に入らない
毎日パンを焼くしかない
快適になったパン作りは、ひそかな楽しみとなった

 ホームベーカリーには本体にパンケースとよばれる内釜がついている。

この中に小麦粉、水、イー ストなどの材料を投入して、スイッチを押すと、自動的に生地をこねたり、発酵、焼き上げを行い、自動で手作りパンを焼き上げる。

このパンケースの底に羽根をつけるのだが、この羽根が回転して材料をこねてくれる。羽根をセットし忘れると、材料がこねられず、いつまでたっても生地がまとまらない、という具合になる。

羽根は途中で取り出すことができないため、自動でパン羽根入りパンを焼き上げる。

焼き上がったパンから、羽根を取り出すのは難。

羽根がするりとはずれるときもあれば、パンの種類によってはかなりしつこく食い込んで取り出せない時もある。

もちろん、懸命に取り出したあとには、しっかりとパン羽根の跡、大きな穴が開いてしまう。

これを我が家では「パン羽根問題」と呼んで、大きな課題としていた。

だが、これで穴あきパンとも決別。

パンが型から取り出せないというストレスからも解放された。

ああ、よかった。

そして明日もパンを作る。