豆乳と野菜のみで作る!豆乳を分離させずになめらか仕上げ「ホットクックとヘルシオで作るクリーミーきのこガーリックパスタ」
豆乳をベースに使ったスープやソース、鍋を作るとき、一つ気がかりなことがある。
終了音が鳴った後、ホットクックというブラッ クボックスのフタを開けるとき、「今日は分離してないか、大丈夫なのか」と。
豆乳を調理で使うとモロモロぽろぽろっと分離してしまうことがあるのだ。
原因は、豆乳に含まれるタンパク質が変化するから。
一度タンパク質が変化してしまうと修復不可能なので、事前に変化する理由を知ったうえで対策する必要がある。
先手を打つしかない。
豆乳の分離(モロモロぽろぽろ)を防ぐためにやってはいけないこと
- 豆乳を強く煮立てて沸とうさせる
- しょうゆなどの酸性の調味料を加えて加熱する
- 塩を加えて加熱する
1の補足
タンパク質は熱によって変化する。
豆乳を必要以上強く煮立てないために、ホットクックのコースを慎重に選ぶ必要がある。ホットクックの「手動メニュー煮る」のコースは、おそらく火力が強いのだろうか、我が家では豆乳分離事件が多発した過去がある。
2の補足
タンパク質は酸によって凝固する。
酸性のものを調味に加えると固まる。なめらかな状態に仕上げたい場合は酸性の調味料をなるべく避ける。もし入れるなら、食べる直前に味を調えるように加えた方が分離しにくい。
要注意!酸性の調味料例:しょうゆ、みそ、酒、だし汁、レモンなど
3の補足
豆乳に塩を加えて加熱すると豆腐になる。
ネットで検索すれば豆乳に天然塩を加えて豆腐を作るレシピもあるほどだ。
おぼ ろ豆腐のようにほろほろと固まってしまい、なめらかソースにならない。
塩は後入れが無難。
「ホットクックとヘルシ オで作るクリ ーミーきのこガーリックパスタ」
材料(2人分)
蒸しパスタ
パスタ(スパゲッティ 標準ゆで時間11分・全粒粉パスタ使用)160g (1人分80g)
蒸しパスタ用の水 370ml
蒸しパスタ用の塩 5g
ソース
玉ねぎ 100グラム 粗いみじん切り
ぶな しめじ 70グラム 石づきをとって小房に分けておく
まいたけ 130グラム かたい部分をとって食べやすい大きさに手で分ける
冷凍グリ ーンピース 100グラム
オレ ガノ 小さじ1/2
ニンニク 大さじ1
豆乳 150ml
加熱後ソースに加える
塩 小さじ1/2
ニュートリショナルイー スト(粉チーズのかわり) 大さじ3
ねぎ(お好みで) 20g
1)パスタをヘルシ オで蒸す
耐熱容器(取っ手のないフライパン)にパスタを半分に折って入れる。
この時スパゲッ ティがなるべく重ならないように広く薄く並べるとよい
パスタ蒸し用の水と塩を加える。
ヘルシ オの角皿にのせ、上段に設置する。
ヘルシ オ設定
手動加熱 ⇒ 蒸し物・30分 ⇒ スタート
パスタの蒸し時間の決め方、水の量がわからない方、必見!
蒸しパスタ設定の法則はこちら↓↓↓
2)ホットクックでソースを作る
塩、ニュートリショナルイー スト以外のソースの材料をホットクックの内鍋に入れる。
ホットクック本体にまぜ技ユニットと内鍋をセットする。
ホットクック設定
自動メニュー ⇒ クラムチャ ウダー(20分) ⇒ スタート
加熱後、フタを開け、塩、ニュートリショナルイ ーストを加えて味をととのえる。
3)パスタとソースを合わせて完成
蒸しあがったパスタをホットクックの内鍋に入れて混ぜる。器に盛り付けて、上からネギを散らして完成。
疲れた時、暑い台所に長時間立ちたくない時によく作る率が高いメニュー。
玉ねぎをきざむ、キノコを分ける、調味料をはかる、という労力はいるのだが、後はスイッチを押して待つだけ。
時間の余裕、という贅沢を味わえるメニュー、最高だ。
- レシピは以下の文献を参考に作っています