手動調理で野菜の素質を最大限に引き出す「ヘルシオで作る玉ねぎ・かぼちゃ・じゃがいもの低温じっくりシンプル焼き」
あめ色で甘い甘い玉ねぎ。
外がカリ、中はホクホクなじゃがいも。
ほくほくなのにしっとり甘いかぼちゃ。
簡素な味付けでも素材の持つ味が自己主張する、そんな味覚を追及できれば今後の調理によい変化をもたらすのではないか。
「低温×じっくり焼き」の新たな挑戦である。
「ヘルシ オで作る玉ねぎ・かぼちゃ・じゃがいもの低温じっくりシンプル焼き」
材料(2人分)
◯玉ねぎ 300g(大1個)皮をむいて半分に縦切り
◯かぼちゃ 200g 2~3cm角くらいの大きさに切る
◯じゃがいも 300g(大1個)皮付きのまま、くし切りにする
◯リンゴ酢 小さじ1
◯しょうゆ 小さじ1
◯コショウ 適量
◯乾燥オレガ ノ 適量
1)材料を準備する、ヘルシ オを予熱する
ヘルシ オを予熱する。
ヘルシ オ設定
手動 ⇒ ウォーターオーブン・150℃・予熱あり ⇒ スタート
ヘルシ オを予熱している間に、野菜を準備し、耐熱容器(取っ手のないフライパン)にならべる。
玉ねぎにはリンゴ酢としょうゆをかけておく。
かぼちゃにはコショウ、じゃがいもにはオレガ ノをふっておく。
2)ヘルシ オで加熱する
予熱完了後、耐熱容器を角皿に置き、ヘルシ オの下段に入れる。
ヘルシ オ設定
ウォーターオーブン・150℃・1時間30分 ⇒ スタート
3)完成
加熱が終了すれば完成。
おいしいを作り出す調理には2種類あると思う。
素材自体が「優良」で、その素材にあった調理がしてあるときに感じる「おいしい」。
もう一つは素材は「平凡」であるが、素質を最大限以上に高める調理がほどこされているときに感じる「おいしい」。
どんなに素晴らしい食材であっても調理の仕方を間違えてしまえば台無しになる。
反対に調理の仕方を間違えなければ、ごくありふれた食材でも高級食材に引けを取らない、ワンランク上の味になる。
もしかしたら、凝ったものを作らなくても十分においしいものができるのではないか、むしろシンプルな調理の方がおいしいのではないか。
なんてことを考えてしまう「おいしさ」であった。
じゃがいもとかぼちゃは今回幸運であったが、欲をいえば玉ねぎは甘味をもっと引き出したい。
もし時間があるのなら、次は温度をもう少し下げて加熱時間を増やしたらどうだろうか。
どうしてかは説明できないが、なんとなくそう思うのである。
まだ、いける。
焼き野菜を愛するものとしては、これからが楽しみである。