ホットクック「蒸しトレイ」を使って2段調理で仕込む「ホットクックで作るナスと大豆のパエリア」
野菜、醤油とオリーブオイルのコクとうま味が米にしみ込んでおいしい。
パエリアは本来丁寧に作るのであれば「米を炒める」が、
今回はその手間をかけず、工程を省き、そのままドボン
ホットクックならではの手抜き料理だろう。
パエリアの香りと色には妥協せず、サフ ランを使う
サフ ランの花から手作業で取り出す花のめしべ、
小さな糸のようなサフ ランは世界で1番高価なスパイスである。
だが、その風味は唯一無二。
パエリアにほんの少し仕込むだけで効果は絶大だ！
ホットクックのFシリーズ（2020年発売）とGシリーズ（2021年発売）は本体付属となっている「蒸しトレイ」。
我が家のホットクックは旧機種Bシリーズ（2016年発売）の2.4L型のタイプである。
「蒸しトレイ」の存在を遠巻きにして見て憧れていたのだが、旧機種であっても2.4L型用の蒸しトレイならぴったり合うという情報を入手したため、この度、シャープ公式オンライン ストア COCORO STORE（ココロストア）で購入してみた。
※シャープ ホットクック用蒸しトレイ（362 940 0006）￥2,640 （税込）（2021年9月現在の情報）
https://cocorostore.jp.sharp/3629400006.html
早速、蒸しトレイを使って、2段調理を仕込んでみた。
「ホットクックで作るナスと大豆のパエリア」
材料（2人分）
下段
○玄米 100g
○だし汁（水） 160ml
○醤油 大さじ2
○塩 小さじ1/2
○オリーブオイル 大さじ1と1/2
○おろしニンニク 小さじ1
○サフ ラン ひとつまみ（少し加えるだけで味が本格的になる）
☆玉ねぎ 60ｇ（1/4個）みじん切りする
☆蒸し大豆 100g 乾燥豆を蒸したもの使用
☆なす 150g（1本）さいの目切りする
◆グリンピース 60g 冷凍のもの使用
上段
じゃがいも 150g（1個）皮をむいて4つに切る
水切り豆乳 ヨーグルト 大さじ2（1人分大さじ1×2）サワー クリームの代用
1）ホットクックの内鍋に材料を入れる
下段
ホットクックの内鍋に材料○を入れ、軽く混ぜ合わせる。
軽く混ぜる（右）
その上に材料☆の順に入れる。
上段
蒸しトレイの中にじゃがいもをおく。
2）ホットクックで加熱する
ホットクックの本体に内鍋をセットし、その上に蒸しトレイをセットする。
ホットクック設定
手動メニュー ⇒ 煮物・まぜない・35分 ⇒ スタート
※実際の加熱は50分ほどかかる。（沸騰してから35分加熱するという設定である）
材料◆のグリンピースをヘルシ オで蒸しておく。
ヘルシ オ設定
手動メニュー ⇒ 蒸しもの（蒸す）・9分 ⇒ スタート
（ブロ ッ コリ ー は別メニュー用に蒸している）
3）完成
加熱が完了したら、蒸しトレイを取り出し、じゃがいもを皿に盛り付け水切りヨーグルトを添える。
内鍋に2で蒸したグリンピースを加えて、全体をかき混ぜる。
ホットクックの2段調理で用意した蒸しじゃがいもに
サワー クリーム風をつけながら、 パエリアと一緒に食べるとおいしい
今回使用した蒸し大豆は蒸しトレイで作った。
作り方に変更はないが、今までは金属製のザルを蒸し器代わりに使っていた。
ザルと比較して、「蒸しトレイ」は作業がしやすい。
加熱後、金属製のザルでの作業は、
- 金属製なので取っ手が熱かった
- 内鍋からザルを取り出す際、熱々の内鍋壁面に誤って手で触れてしまうことがあった
といったことが解決し、快適！
「ホットクックで作る蒸し大豆」
材料
乾燥大豆 250g
1）一晩水に浸した大豆を加熱してアクを抜く
乾燥大豆（250g）を一晩（8～12時間ほど）たっぷりの水に浸しておく。
浸しておいた水は捨て、ホットクックの内鍋にたっぷりの新しい水と豆を入れる。
ホットクック設定
あたため直し（まぜない）選択 ⇒ スタート
加熱前（中央）と加熱後（右）の様子
アク（泡）が浮かんでいる
内鍋を本体から出し、水で大豆を洗う。
水を注いで中の水を換えながら大豆を洗う。
2）ホットクックで加熱する
アク抜きした大豆を蒸しトレイに入れる。
ホットクックの内鍋に150mlほど水を入れ、蒸しトレイを内鍋にセットする。
ホットクック設定
手動 ⇒ 蒸しもの（蒸す）・40分 ⇒ スタート
3）完成
豆をつぶしてかたさを見て（親指と人差し指でつぶれるくらいのかたさで蒸し上がり）、足りなければ延長する。
ちなみに250gの大豆を蒸しあげると、500g前後の蒸し大豆ができる！
今回、野菜のみでもパエリアはおいしく仕上がった。
ホットクックに食材を入れてしばし待っているだけで完成する、ゆっくりしたい休日にもうれしい、ラ クチンでいて小洒落た料理だ。
冷蔵庫に残っている数種の野菜をごっそりホットクックに入れて、魚介や肉も投入すれば豪華な一品となると確信した。
プラントベース（植物性）な食生活でない方も楽しめるのでは、と思う。
今度は魚介や肉も入れて作ってみたい。
