旧機種・低温調理・手動で作る。ヘルシオ教室直伝!微妙な温度で作る低温肉料理を安全に作りたい!「ホットクックで作るハーブ・サラダチキン」
今回はヘルシ オ教室仕込みの手動で作る「サラダチキン」を作ってみた。
そもそも「サラダチキン」とは、低温調理でつくる「鶏むね肉」をやわらかく仕上げる肉料理である。
低温調理という微妙な温度で作る肉料理は「安全」に仕上げるために、通常調理以上に何か緊張めいたものを感ずる。
ホットクックの最新機種Gシリーズとその1つ前の機種Fシリーズのみ、「サラダチキン」を自動メニューで作ることができる。
我が家はBシリーズなので、もちろん内蔵されている自動メニューに組み込まれていない。(ダウンロードもできないので、手動に頼るしかない。)
・・・できないかと思っていた。
シャープさんによると、実際は、作る機能がないわけでなく、「蒸しトレイ」が標準装備されていないから、という理由でメニューに対応していないだけだったのだ。
「蒸しトレイ」がサラダチキンを入れたジッ パー袋の浮き上がりを防止し、内フタの排気口をふさがない。つまり、排気口をふさいでしまう危険があったので、推奨されていなかった、ということである。
「蒸しトレイ」がなくとも作る方法もあるという。裏技として旧機種・標準装備の「蒸し板」を、裏返して、内鍋にいれたジッ パー袋の上にのせ、ジッ パー袋の浮き上がりを防止できれば作れる。
なんだ~、それを知れば、微妙な温度で作る食品も、安心して挑戦できる!
ヘルシ オ教室で学んだポイントも一緒に紹介させていただきたい。
「ホットクックで作るハーブ・サラダチキン」
材料
鶏むね肉 300g(1枚)新鮮なものを使用。衛生面に注意して、手袋をして直接触れないようにする。皮を取り除き、フォークで表面に穴をあけておく。
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
☆オ レ ガノ 小さじ1/8
☆バジル 小さじ1/8
☆ロ ー ズマリー 小さじ1/8
☆タイム 小さじ1/8
(本家レシピでは、材料☆はハーブミックス 小さじ1/2 となっている)
フリ ーザーバッグ 1枚 耐熱温度100℃、厚さ0.06㎜以上のもの使用
1)材料を準備して、ホットクックの内鍋にセットする
フリ ーザーバッグにすべての材料を入れて、鶏肉にもみ込む。
空気を抜いてしっかりとジッ パーを閉じる。
内鍋にジッ パーに入れた鶏肉をジッ パーの上部が上になるように入れて、水をMAXまで入れた後、蒸しトレイをのせる。
ヘルシ オ教室で学んだポイント
- ジッ パー袋は、耐熱温度100℃、厚さ0.06㎜以上のフリ ーザー用を使う。(保存用は水が中に入ることもあるので✖)
- 材料☆はアレンジ可能だが、基本はアレンジ厳禁。レシピを守る!
アレンジ例:塩・コショウのみ、塩+七味、ハーブソルトのみで出来上がり後にイタ リアン ドレ ッ シングをかけて食べる、など
- 水をMAXまで入れる。
- 蒸しトレイをおく、または、「蒸し板」を裏がえして、ジッ パー袋が上に浮いてこないようにする。
- 2枚作る場合は、袋を分ける。同様のものを2袋用意し、内鍋に重ならないように入れる。
- 冷凍のままの鶏肉ではサラダチキンはうまくできないんだそう!
2)ホットクックで加熱する
内鍋を本体にセットする。
ホットクック設定
手動メニュー ⇒ 発酵・低温調理・65℃・40分 ⇒ スタート
※(参考)ヘルシ オ教室にて学んだサラダチキンの手動設定温度と設定時間
65℃・40分(とてもやわらかい) ~ 75℃・40分(やわらかい)
この間の温度帯で、いろいろ設定を変えて楽しんでみても良いと思う。
3)完成
完成したら、内鍋に放置せず、すぐに取り出す。(冷蔵庫に入れる場合は粗熱をとってから入れる。)
室温で1時間そのまま休ませてから、袋から取り出し、好みの厚さに切って完成。
冷蔵庫で保存、作った日と翌日を目安に食べきる!
ちなみにサラダチキンの赤いところは、皆様取り除いて食べている、ということだったので、それにならって、赤い斑点のところは食べないようにしたい。