低塩生活の必需品!塩なしでもおいしい「スイートコーンソース」
我が家は塩を使わない。
生活習慣病予防のためだ。
だが、塩がないとほとんどの料理はおいしく感じない。
どうやら、人間は血液の塩分濃度とほぼ同程度の塩加減で、おいしい、うまいと感じるらしい。極端に塩を減らすと、物足りない、満足感が得られない。
そこで無理なく低塩を続けるために、塩や味噌、醤油を使わずにおいしく感じるものを探す。
「スイートコーンソース」も塩を使わなくてもおいしいと感じるものの一つ。我が家の低塩食生活の必需品だ。
コーンと玉ねぎがあれば、簡単にすぐできる。
塩なしでも美味しい「スイートコーンソース」
材料
- 冷凍コーン(解凍しておく)300g
- 玉ねぎ(粗く刻む) 1個 (150~200g)
- ニュートリショナルイースト(栄養酵母)←粉チーズで代用可(お好みで)
①材料を用意する
解凍したコーンと玉ねぎをブレンダー(フードプロセッサー)にかけてなめらかにする。
②ホットクックで加熱する(加熱時間 10分)
混ぜ技ユニットをホットクック本体にセットする。
内鍋を本体にセットする。
ホットクック選択
自動メニュー ⇒ カスタードクリーム ⇒ スタート
③完成
加熱後、好みでニュートリショナルイーストまたは粉チーズを加えて、よく混ぜる。
※このソースは、玉ねぎの甘味を引き出すために、加熱が必須。
もともと玉ねぎは多くの糖を含んでいる(その量はイチゴと同程度)が、生の玉ねぎは辛い。強い刺激のある辛味成分、硫化アリル、イソチオシアネートなどのイオウ含有物質(含硫化合物)を含んでいるからだ。生の時は辛味成分が前面に出てしまうため、甘さを感じにくい。
しかし、玉ねぎを加熱すると、辛味成分が分解したり、水といっしょに飛んだりして、辛味がなくなり、甘みが強まる。また加熱により玉ねぎ細胞が崩れ、中から出てきた甘味成分が舌に触れやすくなり、さらに甘さを感じやすくなる。
ホットクック加熱終了後も、保温(または手動発酵80℃)で加温し続けるとさらに甘くなる。時間に余裕があれば、2時間ほど加熱するとおいしさが増す。