ホットクックとヘルシオでつくるごはん日記

調理家電だけで作る我が家の食卓記録。

ホットクック自動メニューであめ色玉ねぎに挑戦!~あめ色玉ねぎ実践編~「ホットクックで作るレンズ豆となめこのカレー」

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レンズ豆×なめ こ×トマト、意外な組み合わせがイケるカレー(左)

念願のあめ色(きつね色)っぽい玉ねぎも完成したのでカレーの隠し味に(右)

なめ このとろりとした食感がおもしろく、レンズ豆のとろみとよく合う

スパイスのはじけるような香りとホットな辛味がきいていて、

スパイスカレーをたのしむことができる

今までのカレー粉のカレーはいったい何だったのだろうか?(←ゴメンナサイ)

と、心が叫んでしまう、新しい世界が見えた

チャイラテ、スパイスカレー、シナモントースト。

スパイスひとふりで、味といい香りといい、料理が激変する。

スパイスがうまく使えたら、ほんのひとふりで、華やぐ。

そんな素晴らしい魔法のひとふりではあるが、難を言えば名前が難しいことであろうか。

ショウガ、ニンニク、シナモン、ペッパー、マスター ド。

馴染みものはよい。ところが、慣れないスパイスの名はカタカナのオンパレードでなんとも覚えにくい。

クミン、コリアンダ ー、ター メリック、レッドチリ、カルダモン、フェ ンネル、フェヌグリーク、グリーンチリ、アジョワン、ヒングなどなど。

呪文?暗号?ちょっと手を出す気にならない。

だが、スパイスを使った食べ物はおいしいのである。

そこで基本中の基本だけおさえて、必要最小限、シンプルな組み合わせのスパイスをそろえてみることにした。

ター メリック、レッドチリ(カイエンペッパー)、クミン、コリアンダ ー。

この4スパイスだけで、カレーは攻略できるらしい。

「ホットクックで作るレンズ豆とな め このカレー」

材料(2人分)

◯クミン 小さじ1/2 ←加熱の最初から入れて香ばしさを引き出したいスパイス

◯オリーブオイル 大さじ1と1/2

◯玉ねぎ 30g みじん切りする

◯あめ色玉ねぎ 30g(お好みで。入れると甘味とコクが出ておいしい)

◯な め こ 150g(株とりな め こ1パック)石づきをキッチンバサミでカットする

◯トマト 200g(1個)冷凍したトマトの皮を水剥きしてざく切りする

◯レンズ豆(赤色・レッド レンテル) 100g 2~3回洗ってからザルで水を切る

◯おろしニンニク 小さじ1

◯おろしショウガ 小さじ1

◯塩 小さじ1/2

◯水 300ml

あと入れスパイス

◯コリアンダ ー 大さじ1 ←多少入れすぎても問題ないスパイス ナッツやフルーツのような香りがする  

◯ター メリック 小さじ1 ←入れると、色がカレーっぽくなる

◯レッドチリパウダー 小さじ1/4 ←入れすぎると刺激的に辛いが、適度な辛味があった方が口の中にパッと広がっておいしい!

1)ホットクックの内鍋に材料を入れる

内鍋に材料(あと入れスパイス以外)を、上から順に入れる。

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クミンはスタータースパイス、油へ香りがうつるように

油とセットにして鍋底に入れる、その上に玉ねぎをおく(左)

トマト、な め こなど、この後レンズ豆を入れて完了(右)

2)ホットクックで加熱する

まぜ技ユニットと内鍋を本体にセットする。

ホットクック設定

自動メニュー ⇒ クラムチャウダ ー(20分) ⇒ スタート

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加熱前(左)と加熱後(右)の様子

次の工程、スパイスいれちゃってる(右)

3)完成

加熱後、フタを開けてあと入れスパイスを加えて混ぜ、完成。

今回は香りを立たせる目的で2分延長した。

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加熱で失われた香りを補うように、最後にスパイスを入れる(左)

よくかき混ぜ(中央)、延長加熱した(右)

「ホットクックで作るあめ色玉ねぎ」

材料

◯玉ねぎ 360g(2個)スライサーで1㎜幅にカットする(縦方向にカット)

◯オリーブオイル 36g(玉ねぎ重量の1割)

1)ホットクックの内鍋に入れる

内鍋に材料を入れる。

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玉ねぎ2個分をスライサーでスライス(左)、油を入れる(右)

1mm幅は透けるような薄さである

2)ホットクックで加熱する

まぜ技ユニットと内鍋を本体にセットする。

ホットクック設定

自動メニュー(煮物2-6) ⇒ 牛すじの煮込み(90分) ⇒ スタート

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加熱前(左)と加熱後(右)の様子

まだキツネ色に近い感じに見える

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かき混ぜてみると鍋底はあめ色になっている!?

あともう少しかな?

3)完成

保存瓶などに入れて、冷蔵庫で保存。(小分けしてラップに包んで冷凍庫に保存。)

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完全なあめ色ではない、キツネ色玉ねぎ(左)

食感は歯にくっつくような、まとわりつくような仕上がりである

味はめちゃくちゃ甘い♥

隠し味にはおあつらえ向きだ

「あめ色玉ねぎ」は「あめ色」というにはまだ少し炒める操作が足りないようであった。

ホットクックの加熱はどうやら食材を守るための調整機能が強く、思ったほど食材を痛めつけるような加熱ができない。

玉ねぎをもう少し過酷な状態まで追い込んで炒めた方が良いだろう。

今回、1時間30分(90分)ほったらかしで炒めてもらったが、鍋底中央部分が若干「あめ色」になっていた。

だが、玉ねぎをもっと「あめ色」にしたいのが人情である。

玉ねぎの色や味などから判断すると、今回の玉ねぎは、以前調べた文献の「電気鍋25~30分ほど炒めた玉ねぎ」に相当する。(*1)

この文献によると、あめ色玉ねぎは「電気鍋40~45分の加熱が好ましい」とされていた。

これらのことから、おそらくホットクックで加熱する場合、今回の加熱90分の1.5倍ほどの時間、つまり135分の加熱であめ色になるのではないだろうか。

よって、自動メニュー「たこと里いもの煮物(45分)」を追加して

牛すじの煮込み(90分)たこと里いもの煮物(45分) ⇒ 合計135分

としてみてはどうか。

次回、加熱時間を変えて、さらに「あめ色に改善」できるかどうか試してみたい。

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な め こがおいしかったので、また作ろう

スパイスは味がおもしろく、楽しそうだ

スパイス=激辛と思っていたが、そうではないらしい

使いこなせるように、まずはいろいろ使って慣れていこう

(*1)長時間妙めたタマ ネギの味,香り,遊離糖,色の変化 玉木 雅子、鵜飼 光子 日本家 政 学会誌 54(1) p.69-76 (2003)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej1987/54/1/54_1_69/_pdf

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