ホットクックとヘルシオでつくるごはん日記

調理家電だけで作る我が家の食卓記録。

20分で完成!カレー粉で作る、煮込まなくても、とろけるカレー!「ホットクックで作るナスとレンズ豆のトマトカレー」

f:id:MegNakaaa:20210811230459j:plain
f:id:MegNakaaa:20210811230508j:plain

ナスのとろけるような食感と

タンパク質たっぷりのレンズ豆が味わい深い一品

2つの食材がトマトのカレーに味の深みと食べごたえをもたらす

なす、レンズ豆、トマトの3つの食材を

カレー粉がなじませ、調和させる

ほとんど煮込んでいないがトロトロ絶品カレー

何か特別に忙しいわけがあったかといえばそうでもないのだが、なぜが食事の用意に時間をかけられない時がある。

時間をかけずにカレーを作りたいとき、煮こむ時間がないとき、カレー粉とレンズ豆は大活躍する。

カレーのおいしさは、やはりご飯にからむ「とろみ」にあると思うのだが、小麦粉を炒めたり、玉ねぎをあめ色にしたり、ジャガイモをじっくり煮込んだり、とやっている時間はない。

赤レンズ豆は水に戻さず、15分あれば火が通る。さらに煮えると溶けて全体にほどよいとろみがつく。

なんともありがたい食材である。

「ホットクックで作るナスとレンズ豆のトマトカレー」

材料(2~3人分)

◯レンズ豆(赤色・レッド レンテル) 100g 水で洗い、ザルにあげておく

◯玉ねぎ 150g(1/2個)粗いみじん切りにする

◯ナス 180g(1本)乱切りする

◯トマト 180g(1個)皮をむいて、ひと口大に切る

◯おろしニンニク 大さじ1

◯たまりしょうゆ 大さじ1

◯水 300ml

◯カレー粉 大さじ1/2

1)ホットクック内鍋に材料を入れる

レンズ豆、玉ねぎ、ナス、トマト、にんにく、たまりしょうゆを内鍋に入れ、水を加える。

f:id:MegNakaaa:20210811230627j:plain

大きく切った材料をどんどん入れ、あとはホットクックにバトンを渡す

2)ホットクックで加熱する

まぜ技ユニットと内鍋を本体にセットする。

ホットクック設定

自動メニュー ⇒ クラムチャウダ ー(20分) ⇒ スタート

f:id:MegNakaaa:20210811230534j:plain
f:id:MegNakaaa:20210811230546j:plain
加熱前(左)と加熱後(右)の様子

3)完成

加熱後、フタを開けてカレー粉を加えて混ぜ、完成。

f:id:MegNakaaa:20210811230559j:plain
f:id:MegNakaaa:20210811230613j:plain
カレー粉を入れて(左)全体をかき混ぜる(右)

はじめてチャレンジする料理にはけっこう失敗がつきものだ。

何かを「~しすぎる」ということはやっかいである。

「足らない」は、追加で入れればすむことだが、「加熱しすぎ」や「入れすぎ」というパターンは修復不可能なことが少なくない。

カレー粉など辛味を追加するスパイスは少し足りないかな、ぐらいの少量を、様子を見ながら少しずつ加えるという、慎重さが要求される。

だが、何事も失敗はある。ある程度のリカ バリー術を知っていると心強い。

カレー粉を入れすぎてしまったときは、ジャムを水で溶いたものを加えて混ぜ合わせると、辛さがやわらぐらしい。

水を入れすぎてしまったときは、加熱時間を長くして水分を飛ばすのもいいが、新たに炒めた玉ねぎを作って追加すれば甘いとうま味を足すことができる。

味に深みを出したいときは、油脂(バターや生クリーム、植物油、カシュ ーナッツなど)成分を足すといい。

しかし、修復不可能なやっかいなものの一つとして、「塩分の入れすぎ」がある。

水を入れても、甘味を加えても、何をしてもおいしさを勝ち取ることができず、入れすぎは、取りつくろえないのである。

分量を越える量の「塩加減」は取り返しがつかない。

誰もがおいしいと感じる「塩分濃度」を知って、それを最初から加える「ロジカル調理法」、「ロジカルクッキング」がもてはやされるのも納得がいく。

入れすぎも、入れなさすぎもいけないのだろう。料理が台なしになる。

両極端を避けるために、味の「中道」を探す。

とびきりの味にするには、調味の後の「味見」は必要な作業なのかもしれない。

f:id:MegNakaaa:20210811230447j:plain
f:id:MegNakaaa:20210812004319j:plain
ほんの少し粒を残したレンズ豆の食感がおいしい、
この感じを出せるホットクックの「自動メニュー」をずいぶん探した(左)