同時に2品完成「ヘルシオで作る蒸しキャベツアガベシロップとチーズ風味」と「ヘルシオで作る小松菜のおひたし」
「食卓に3品出す」、これが世の主婦たちの理想という話を聞いた。
主食のごはんを囲むようにおかずが3皿あれば、たしかに華やかである。
だが、この理想の「3品」がいつも頭にあると、2品しかそろえられないとき、何かしら罪悪感めいたものを感じる。
下手にあわてて何かをこしらえようとすると、食材の加熱加減、味付けもあやしく、かけた時間も無駄になる。
しかし、何かもう一品ほしい。どうすればよいか、考えどころである。
いろいろ考えた末、同時に2品の副菜、副々菜を完成させることを思いつく。
我が家の場合、健康事情により、動物性食品、乳製品、油、塩を使わない味付けという制限の中での考案となる。
「ヘルシ オで作る蒸しキャベツ アガ ベシロップとチーズ風味」
材料
◯キャベツ 100g 小さめのざく切りにする
ドレッシング材料
◯豆乳 大さじ2
◯アガ ベシロップ 小さじ1
◯ニュー トリショナルイー スト 大さじ3
「ヘルシ オで作る小松菜のおひたし」
材料
◯小松菜 200g 食べやすい大きさに切る
◯亜麻の実 大さじ2
◯かつ お節 2g
1)材料を準備して、ヘルシ オで加熱する
キャベツ、小松菜をよく洗ってから、カットする。
金属製のザルに、キャベツと小松菜を広げ、角皿に置き、ヘルシ オの庫内上段に設置する。
ヘルシ オ設定
手動メニュー ⇒ ソフト蒸し90℃・6分 ⇒ スタート
加熱している間に、豆乳、アガ ベシロップ、ニュー トリショナルイー ストをよく混ぜてドレッシングを作っておく。
2)加熱後の野菜の処理
小松菜は水道の蛇口の下で洗いながら、冷やす。高温下に長時間おくと葉のクロロ フィ ルが壊れて色が悪くなるので、手早く冷やす。冷やした後、水がたれてこないくらいにギュッとかたく絞っておく。
キャベツはそのまま陸揚げ(おかあげ:ザルにいれたまま、そのまま冷ます)しておく。水にさらしてしまうと、甘味や風味がぬけてしまうので、冷めるまで放置しておく。
3)和えて、完成
小松菜は、亜麻の実、かつ お節でよく和えて、器に盛り付けて完成。
キャベツは、器に盛り付け、上からドレッシングをかけて完成。
小松菜と同時加熱で、キャベツの食感が好ましいということは大変心強い。
キャベツ自体にほんのり素朴な甘みがあり、いろいろな味つけと相性が良いため、組み合わせが無限に考えられる。頼りになる存在だ。
今回は洋風の味付けだが、和をイメージさせるショウガやワサビを使った味付けもよさそうだと思う。
「おかずの品数を増やす」ためには、何かしらきっかけがいるが、その気になれば、きっかけはいくらでもある。
「キャベツ」がとっかかりとなり、さらに「同時に調理できる」レシピが増えるだろう。
今回は「同時に調理」という枠組みで試行錯誤をしたが、まだ不完全である。
試行錯誤は次なる新しい考えを生み出すために、必ず通る道である。
これで十分とはならない。さらなる挑戦が続く。