さらにおいしく、高級香り米でパラパラ食感「ホットクックで作るしょうゆカオマンガイ風鶏ご飯~バスマティ米編」
先日購入したバスマティライス(香り米)をまだ冷蔵庫に寝かせている。
このバスマティ米は炊くとふわふわ、パラパラで、日本の白米とはまるで食感が異なる。
バスマティ米のことが気になり出したとき、我が家の定番「しょうゆカオ マンガイ」のご飯をバスマティ米にしてみたらいったいどうなるだろうか、という疑問が生まれた。
そもそも、本場カオ マンガイはタイの高級香り米「ジャ スミンライス」で作ると聞く。
いつもの白米、つまり、ジャ ポニカ米よりおいしく仕上がるのではないだろうか。
これは、と思い、さらなる挑戦として試しにやってみた。
「ホットクックで作るしょうゆカオ マンガイ風鶏ご飯~バスマティ米編」
材料(1人分)
◯バスマティライス(米) 100g
〇水 100ml
〇鶏 もも肉 300g キッチンペーパーで水気をとってから使用
〇おろし生姜 小さじ1
〇おろしニンニク 小さじ1
〇塩 一つまみ(0.5g)
〇しょうゆ 大さじ1
1)ホットクック内鍋に材料を入れる
バスマティ米は洗ってザルにあげる。
ホットクックの内鍋に米と分量の水を入れ30分ほどおく。
内鍋の米の上に鶏のもも肉をのせ、香味野菜、調味料を加える。
2)ホットクックで加熱する
内鍋を本体にセットし、加熱する。
ホットクック設定
手動メニュー ⇒ 煮物・まぜない(30分) ⇒ スタート
加熱後、15分ほどそのままおいて、炊いたごはんを蒸らす。
3)完成
フタをあけて、鶏肉を取り出し、食べやすい大きさにカットする。
皿にご飯と鶏肉を盛り付けて完成。
チリソース風の合わせ調味料
チリソース風の合わせ調味料を準備する。 混ぜ合わせるだけで完成。
材料
〇ケチャップ 大さじ1
〇デーツシロップ 小さじ1
〇一味トウガラシ 2~3ふり
加工食品や外食に慣れていたころは、味付けばかりを追い求めていた気がする。
「おいしい」とは「調味料の味付け」のことだと思い込んでいた。
だが「調味料の味付け」とは人工的なおいしさだ。
不自然なおいしさばかりを、おいしいと言っていたのではないかと思う。
ホットクックで調理すると多くは「蒸す」という加熱をするだけだが、何もつけなくてもそれだけで十分おいしく食べられる、素材の持ち味を生かす料理に仕上がる。
たくさんの調味料に頼らず、素材の持っているものにおまかせして、シンプルな味付けだけで料理を作る。
家庭料理というのはそういうものでいいのでないだろうか。
鶏肉をご飯に炊き込むだけで、「鶏+ご飯」がとびきりのごちそうになる。
旨味の素であるしょうゆを加えると、これはもう無上の喜び、この「鶏ご飯」だけで何もいらない。